筑波大学附属坂戸高校の生徒・先生方とときがわ町フィールドワークを実施しました(2022年9月13日)

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2022年9月13日(火)10:00~14:00、筑波大学附属坂戸高校の「農業研究」の授業で、ときがわ町フィールドワークが行われました。

ときがわ社中では、ときがわ町の養老牧場ホースケアガーデンさんとともに馬ふん堆肥の活用に取り組んでいます。

そこで農業専攻のある筑波大学附属坂戸高校にご相談したところ、今年の農業研究の題材に馬ふん堆肥を取り上げていただけることになりました。
今回のフィールドワークは、研究活動の一環に位置付けられているものです。

ときがわ社中の栗原・風間も同行させていただきました。

目次

行程と内容

明覚駅 

集合、顔合わせと軽く行程説明。

今回の参加者は先生方3名、教育実習生1名、卒業生1名、生徒さん4名の計8名でした。

昨年、卒業研究で引退馬を研究した卒業生のYさんや、農業を専攻していない・農業研究を履修していないけど興味のある生徒さんにも参加していただきました。

多様な視点が得られそうでワクワクします。

ホースケアガーデン

メインとなるホースケアガーデンさんでは、施設の見学と馬に触れ合う体験を通じて、馬や養老牧場、馬ふん堆肥について学びました。
牧場オーナー・鈴木詠介さんへのヒアリングを行う時間も設けていただきました。

高校には家畜の豚や鶏はいますが馬はおらず、子どもの頃に乗馬体験などで触れて以来の方が多いようです。

とはいえ、興味が勝ったのか、物おじせずにガンガン触りまくっていました笑

馬も慣れていて、優しい表情でされるがままでいたのが印象的です。
(競走馬は「アスリート」なので、現役時代は闘争心のあるのが当たり前だそうです)

実物の馬や馬ふん堆肥を目にして、いろんな視点から疑問をぶつけていました。

建具会館、どんぐり山

ホースケアガーデンから建具会館に移動し、ときがわ町の木、木工品、特産品に触れたり、気になったものを購入したりしました。

やはり農業専攻の方は野菜や種が気になったようです。
木工品も興味深そうに見ていました。
森林やものづくりにも興味がある生徒さんもいるそうです。

その後、道路向かいのどんぐり山を軽くハイキング。

日が出て暑くなりましたが、山の緑が青い空に映えて美しい景色でした。
木々で陰になった展望台にいい感じに風が吹いて気持ちいいです。

お昼の音楽も流れたのを聞いて、昼食へ。

高栁屋

暑い日でしたが、せっかくの機会なので外の景色を見ながらおいしいうどんを食べました。

うどんを食べながら、高校での生活や先生方のいろんな話を聞きつつ、しばしリラックス。

とうふ工房わたなべ

ときがわ町フィールドワークの締めはやはりココ。

とうふ工房わたなべさんでおやつ&お土産。

豆乳ソフトクリームがおいしい!
暑さがスパイスになりました。

私はここでお役御免。

せっかくなので生徒さんからお一人ずつ感想をいただきました。

生徒さんからの感想

「農業研究の授業は他の授業との兼ね合いでとれなかったが、興味があった。町のいろんな資源を知ることができた。農業だけでなく、林業やものづくりにも興味がある。これからの勉強に活かしたいです」

「農業研究はとっていないが、飛び入りで前日に申し込んだ。農業や植物にもともと興味があったが、最近は動物にも興味があって馬のことを知ることができてよかった。そんなに甘くはないと実感しました」

「緊張してあまり質問できなかったのが個人的には反省点。実験ではいい成果が出せるように頑張りたいです」

「専攻外ながら農業研究を履修しているため、農業や実験の知識はまったくない。ときがわ町にはホタルを見に来たことがあるくらい。ときがわ町が町として機能するいい循環につながるような提案ができるといいなと思います」

ありがとうございます!

皆さんのいい学びにつながるよう、微力ですがお手伝いさせていただきます。

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皆さんは学校に戻って軽く振り返りをするそうです。

これから皆さんがどういう研究計画を立て、実行していくのか楽しみにしています!

===

筑波大学附属坂戸高校の先生方、生徒さんをご案内する中で、私自身、いろいろ気づくところ、学んだところが多くありました。
と同時に、もっとときがわ町のことを知りたい、知らないといけないと感じました。

農業研究における馬ふん堆肥活用プロジェクトはスタートしたばかりですので、今後どのようなアイデアが飛び出すのか楽しみです!

筑波大学附属坂戸高校の皆さま、ありがとうございました!

ご対応いただきました詠介さん、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

埼玉県草加市出身、坂戸市在住。2児の父。越谷市役所に14年間勤務し、農業や商工業、伝統工芸振興、企業誘致などに携わり、多くの新規事業を手がける。比企起業塾第2期生。2020年3月起業。埼玉県比企郡を中心に、行政や中小企業のお助けマンとして、官民連携、新規事業開発、地域教育、関係人口づくりなどに取り組む。地域プロジェクトコーディネーター。共著に『地域でしごと まちづくり試論』(2021年2月発行)

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