EVトゥクトゥクで嵐山町にお邪魔しました(2022年11月10日)

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2022年11月10日(木)、EVトゥクトゥクで埼玉県比企郡嵐山町(らんざんまち)にお邪魔しました。

嵐山町には、キャンプ場のある嵐山渓谷や20000本以上のラベンダーが花を咲かせる千年の苑ラベンダー園、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場した畠山重忠の館跡とされている菅谷館跡、戦国時代の山城の最高傑作ともいわれる杉山城跡などの観光資源があります。

菅谷館跡と杉山城跡は国指定史跡にもなっているんですねー。

ただ嵐山町には公共バスルートや便数が少ないという課題もあるということで、EVトゥクトゥクの活用可能性についてリサーチを行いました。

この日のルート

  • 嵐山町観光協会
  • 武蔵嵐山駅
  • 千年の苑ラベンダー園
  • 桜堤
  • 鎌形八幡神社
  • 杉山城跡
目次

嵐山町観光協会 ~ 千年の苑ラベンダー園

まずは嵐山町観光協会さんにて、観光マップをゲット!

4つの観光ルートがあり、レンタサイクルもあるそうですが、やはり自転車でこれを1日で回るとなると厳しそうです。
でもトゥクトゥクなら問題なくいけそうですね。

まずは武蔵嵐山駅をスタート地点として、ここから千年の苑ラベンダー園に向かいます。

国道に出るときは勇気がいりますが、交通量も少なかったため難なくクリア。
あっという間に千年の苑ラベンダー園につきました。

3kmちょいで10分弱の距離でした。

ラベンダー畑で作業中のスタッフの方もトゥクトゥクに興味津々で近寄ってきてくれました。

せっかくなので乗っていただきました笑

この日は天気もよく、大平山も色づいてきていてめちゃめちゃ気持ちがよかったです!
まさにトゥクトゥク日和。

ラベンダー園の中も試走させていただき、いい検証ができました。
高齢の方も多く訪れるということなので、こんな乗り物があるとラベンダー園の散策をもっと楽しんでいただけそうですね。

皆さま、ありがとうございました!

千年の苑ラベンダー園 ~ 鎌形八幡神社

ラベンダー園からすぐ近くの鎌形八幡神社へ。

1.4kmほどの距離のところにあり、5分もかかりませんでした。

鎌形八幡神社は、奈良時代末~平安時代始めごろに坂上田村麻呂によって建てられたとされ、「八幡神社」という名前からも分かるように、源氏の氏神として大切にされてきたそうです。

また、こちらも「鎌倉殿の13人」に登場する木曽義仲ゆかりの神社でもあります。
この地で生まれた木曽義仲が産湯に使ったとされる清水が今も湧き出ています。

ちなみにNHK大河ドラマ「青天を衝け」のロケ地としても使われたそうですよ^^

確かになかなか雰囲気のある神社でした。

鎌形八幡神社 ~ 桜堤 ~ 杉山城跡

鎌形八幡神社から桜堤を通って、杉山城跡へ向かいます。

鎌形八幡神社から杉山城跡は約8kmで、25分ほどかかりました。

このルートもめちゃめちゃ気持ちいいです!

桜の季節には最高でしょうね!

橋の上から嵐山渓谷を見下ろしつつ、再び国道を渡って杉山城跡へ。
道中の交通量も少なく、快適です。

杉山城跡はもはや玉ノ岡中学校の敷地内といっていい場所にありました。
本当に隣接しています。

中学生の皆さんが、ボランティアで草刈りや清掃なども行っているそうで、「自分たちの城」というほどの自負も生まれているんだとか。
すばらしいですね!

城跡からの眺めも最高でした。
先日、れきしクンの講演会で、「土塁の良さはそこにいってみないとわからない」というお話も聞きましたが、まさにそのとおりで、写真からではあまりわからない魅力がありました。

これは気持ちいいですね!

車だと上までは入っていけませんが、トゥクトゥクならなんなく入っていけるので重宝しそうです。

まとめ

比企地域全体にいえることかもしれませんが、嵐山町は丘陵地帯でアップダウンが多く、トゥクトゥクとの相性が非常に良いと感じました。

観光資源が町内に点在しているため、観光スポット間の移動が課題としてありますが、トゥクトゥクを使えば移動時間そのものを楽しみに変えることができるのではないかと思います。
億劫な移動が、トゥクトゥクに乗るという動機を与えることで、楽しみ(アクティビティ)の一つに変えられるということです。

車だと単なる移動手段になってしまいがちで、自転車だと距離が遠すぎるので、両者の真ん中に位置するトゥクトゥクにはもってこいの地理的特性といえます。

改めて、比企地域におけるトゥクトゥク活用のポテンシャルを感じた1日となりました。

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この記事を書いた人

埼玉県草加市出身、坂戸市在住。2児の父。越谷市役所に14年間勤務し、農業や商工業、伝統工芸振興、企業誘致などに携わり、多くの新規事業を手がける。比企起業塾第2期生。2020年3月起業。埼玉県比企郡を中心に、行政や中小企業のお助けマンとして、官民連携、新規事業開発、地域教育、関係人口づくりなどに取り組む。地域プロジェクトコーディネーター。共著に『地域でしごと まちづくり試論』(2021年2月発行)

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