4月26日にスタートした、比企地域元気アップ委員会様の「ふるさと比企で高校生と企業をつなぐ縁結び事業」による地域企業PR動画制作。
今週から本格的な撮影ラッシュに突入しています。
5月16日(月)は川島町にお邪魔しました。
この日は1社様を撮影しました。
①幸立化成工業株式会社様
撮影は今回からあやこちゃんメインで。(ありがとうございます!)
幸立化成工業株式会社様(川島町)
幸立化成工業株式会社様は、食品・非食品、化粧品、医薬品などの容器のプラスチックキャップ専門メーカーです。
もともとは同じ県内の和光市や朝霞市に工場がありましたが、昭和57年に川島町の本社に工場を統合・集約しました。
社名の「幸立(こうりつ)」には、「幸せが立つ」と「効率を上げる」という2つの意味が込められているそうです。
積極的に機械による自動化を導入し、安定した品質での生産性向上とコスト抑制を両立しています。
社屋内に掲示してあった「創意は無限 改良は永遠」という言葉に、あくなくものづくりへの探究心と向上心が感じられました。
経営者インタビュー
代表取締役の井口章夫社長にお話を伺いました。
日本の包装、容器業界で要求される品質はますます厳しくなっているといいます。
それに応えるためには、安定した品質での生産はもとより、コストを抑えることにも注意を払う必要があります。
品質向上とコストの抑制。
それを実現させるための手段が機械による自動化です。
人の目と機械の目をうまく使い分け、組み合わせつつ、より良きものづくりを実践されている様子がうかがえました。
現場でのトラブルはまったく同じケースはほとんどないといいます。
トラブルに直面したときに「できない」とあきらめるのではなく、「どうしたらできるのか」を自分の頭で考えることが最も大切だと語ってくれました。
井口社長、ありがとうございました!
社員インタビュー
入社23年目のSさんにお話を伺いました。
Sさんは高校卒業後に一度専門学校に入り、その後、幸立化成工業に入社したそうです。
きっかけはハローワークの求人票で最初に気になったから。
自宅からの距離が近いこともポイントだったといいます。
面接では、先代の社長自らが2時間以上もかけて社内・工場をすべて案内してくれたといいます。
その長さに半ば驚いたそうですが、そのおかげで会社のことをよく知ることができたそうです。
「立ち作業は大変ですが、作業自体は教わればそんなに難しいものではないので、丁寧に教えます!」とステキな笑顔で語ってくれました。
Sさん、ありがとうございました!
社内の様子、商品撮り
工場にお邪魔し、プラスチックキャップの製造、検査工程を撮影させていただきました。
製造工程はほぼ自動化されていて、レーザーによる不良品検出もされているようです。
途中、訪れていた取引先のお客さまとともに、製品の出来栄えについて意見交換している場面も見られました。
検査工程では、女性がメインとなり、人の目と手で検査する様子も見られました。
キャップの用途によって、食品系と非食品系で大きく扱いが異なるそうです。
効率性とコスト抑制に工夫している様子が見られました。
幸立化成工業株式会社の皆さま、ありがとうございました!
ふるさと比企で高校生と企業をつなぐ縁結び事業とは
「ふるさと比企で高校生と企業をつなぐ縁結び事業」とは、卒業後に就職を希望する地元の高校生と地域企業のマッチングを促すことを目的とする事業です。
「地元には良い企業はあるのに知られていない」
「よく会社のことを知らないまま入社して、こんなはずじゃなかったと早期に退職してしまう人が多い」
こうした課題を解決するために、比企地域の9自治体(東松山市、小川町、吉見町、嵐山町、滑川町、ときがわ町、川島町、鳩山町、東秩父村)からなる比企地域元気アップ委員会様の令和4年度の新規事業としてスタートしました。
今年度は実験的に、9自治体から条件にあった企業をそれぞれ3社をピックアップし、就職を希望する高校生向けに最大27社分のPR動画(1本あたり約3分)を制作します。
制作した動画は比企地域元気アップ委員会のYouTubeチャンネルで公開するほか、対象企業様のHPなどでご活用いただく予定です。
公開は2022年7月頃を予定。
撮影した企業様一覧
以下から撮影の様子をご覧いただけます。
動画はまだ公開されていません。
公開されましたら改めてご案内させていただきます。
・笛木醬油株式会社様(川島町)
・ベジプロフーズ株式会社様(川島町)
・梅田真空包装株式会社様(東松山市)
・関口産業株式会社様(東松山市)
・セキネシール工業株式会社様(小川町)
・株式会社 多久製作所様(小川町)
・幸立化成工業株式会社様(川島町)