世界初の”木のお酒”をときがわ町の木でつくりたい

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ときがわ町の木を使った世界初の”木のお酒”第1弾を目指す!

ときがわ町でときがわ産木材の活用拡大に取り組む比企起業塾の仲間、やまなおさんから魅力的なご連絡をいただきました。

ときがわ町出身で、新宿でBar Ben Fiddichを営むオーナーバーテンダーの鹿山博康さんが、蒸留ベンチャーのエシカル・スピリッツ株式会社と共同で、世界初の”木のお酒”をつくるプロジェクトを開始し、その第1弾として、鹿山さんの故郷であるときがわ町の木を使って、”木のお酒”をつくれないかという動きがあるということです。

話を聞いただけでめちゃくちゃおもしろそうです!

さっそく鹿山さんとの打合せがセッティングされ、ときがわカンパニーの関根さん、やまなおさんとともに、ときがわ社中から栗原と風間が参加しました。

打合せの内容

鹿山さんとの打合せの内容を、差し障りない範囲で書き留め、発信していきます。

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●事業の経緯
・もともとは国立森林総合研究所の研究をもとにしたプロジェクト
・商用化したいという民間事業者がいなかったので、鹿山さんがエシカル・スピリッツ㈱を誘ったことで、プロジェクトがスタート
・エシカル・スピリッツ㈱が製造を担当し、”木のお酒”の製造に向けた新工場も計画されている
・エシカル・スピリッツ㈱の現工場は、台東区蔵前でクラフトジンなどを製造している

 ”木のお酒”プロジェクトに関するプレスリリースはこちら

●ときがわ町の木と”木のお酒”
・安定供給できそうなのは、スギ、ヒノキ
・ミズナラやクロモジもあるが、安定供給となると現時点では難しい
・樹種によって、いろいろな味のお酒ができる(スギはスギの味、ミズナラはウイスキーの味がする)
・蒸留期間は2週間でも、素材となる木は生育に何十年とかかっている
・ときがわ町の木を材料に使う理由となるストーリーが大事

●その他
・エシカル・スピリッツ㈱側も、ときがわ町と何らかの形でタイアップできたらいいと考えている
・蔵前の蒸留所が7月6日から一般公開開始

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やまなおさんもおっしゃっていましたが、木の用途として「食」が加わったのは非常に大きいと思っています。

これまで木の用途というとやはり最大の消費量は「建材」、つまり「住」ということになります。
「衣」に関してもセルロースナノファイバーの実用化も進んでいます。
そこに「食」が加わったことで、人間によって重要な「衣・食・住」が揃うことになるのです。

これは今後の木の活用を考えたとき、非常に夢と可能性に満ちたプロジェクトになるのではないかと、その場に居合わせたメンバー全員の興奮が収まりませんでした。

今後が非常に楽しみです!

ときがわスピリッツ(仮)始動!

エシカル・スピリッツ㈱の蔵前蒸留所が7月6日から一般公開開始されるということで、さっそく鹿山さんにアポをとったところ、快くご承諾いただき、同行いただけることになりました。
やまなおさんと栗原さん、風間で来週(7月14日を予定)見学に行ってきたいと思います。

Messengerでグループをつくることになり、栗原さんに「グループ名、何がいいですか?」と聞かれ、瞬時に私の口から出たのは「”ときがわスピリッツ”?」

というわけで、ときがわ町側の応援チームにもコードネームのようなものがあったらいいなあと思い、勝手ながら「ときがわスピリッツ(仮)」と命名しました。

プロジェクトの様子はこちらのサイトでも随時公開していきたいと思います!

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この記事を書いた人

埼玉県草加市出身、坂戸市在住。2児の父。越谷市役所に14年間勤務し、農業や商工業、伝統工芸振興、企業誘致などに携わり、多くの新規事業を手がける。比企起業塾第2期生。2020年3月起業。埼玉県比企郡を中心に、行政や中小企業のお助けマンとして、官民連携、新規事業開発、地域教育、関係人口づくりなどに取り組む。地域プロジェクトコーディネーター。共著に『地域でしごと まちづくり試論』(2021年2月発行)

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