こんにちは!
ときがわ社中の風間です。
2022年度に続き、比企地域元気アップ実行委員会様からの委託事業「ふるさと比企で高校生と企業をつなぐ縁結び事業」2023年度版がスタートしました!
地元高校生を対象として、比企地域+1自治体の計9市町村( 東松山市、小川町、吉見町、嵐山町、滑川町、ときがわ町、川島町、鳩山町、東秩父村)の企業様27社の紹介動画を撮影しています。
2023年6月15日(木)、埼玉県嵐山町にある「新埼玉環境センター株式会社」様にお邪魔して、動画撮影を行いました。
撮影の様子を差しさわりのない範囲で公開しています。
基本情報
会社名:新埼玉環境センター株式会社
事業内容:一般廃棄物の収集・処理、産業廃棄物の運搬、浄化槽管理など
従業員数:約50人(男女比 7:3)
創業:昭和55年4月
※2023年6月15日時点
代表者インタビュー
企画営業課の間嶋さんにお話を伺いました。
―― 御社の事業内容を教えてください。
弊社は、一般廃棄物や産業廃棄物の収集・運搬、浄化槽のメンテナンス、土木工事業など、住民の方のライフラインに関わる事業を展開している会社です。
主な対応エリアは比企地域ですので、直接的に地場地域に貢献できている実感があります。
―― いろいろな事業を展開されていますが、どのようにして事業領域を広げてきたのでしょうか?
もともとは浄化槽設備のメンテナンスの仕事からスタートしたと聞いております。そこで地元の方に評価いただくとともに、いろいろなご相談をいただくようになり、徐々に事業を拡げてきました。
―― 浄化槽のお仕事から始まったのですね。今後はどのような会社への発展を目指されているでしょうか?
お客さまはもちろんですが、従業員や地域の方々、協力会社様など、関わるすべての方々がwin-winの関係になるような、価値とサービスを提供できる会社を目指しています。
―― 具体的にはどのようなことでしょうか?
たとえば、お客さまにもわかりやすいのは価格の安さだったり、見た目のきれいさだったりしますが、それだと「安かろう」になってしまいます。
価格に見合ったサービスをしっかりとお客さまにもご納得いただき、お互いが納得した形になるようにコミュニケーションをとっていきたいと考えています。
―― 「お互いが納得できる」というのがポイントなんですね。次に求める人材像についてお聞かせいただけますでしょうか?
今はSNSが発展していますが、人と人とのつながりを大事にできる方を臨んでいます。やはり仕事というのは人との関係の中から生まれてくるのではないかと思います。
その中でやりがいのある仕事をしたい方、お客さまに喜ばれ、満足感を味わえる仕事をしたい方を求めています。
―― 間嶋さんご自身も、ほかの会社から転職されてきたと伺いました。
かつては別の会社で働いていまして、なかなかお客さまと直に接する機会がありませんでした。人に感謝されるような仕事がしたいと思い、当社の営業職に応募しました。「営業らしくない営業」という言葉に惹かれたんです。
―― それで入社を決めたのですね?
いえ、実は営業職では落ちてしまいまして・・・。
―― えっ?(どういうこと?)
面接で落ちた日に、担当の方からご連絡いただいて、「ぜひうちで現場の仕事をしてもらえないか?」と言われました。
それでまずは廃棄物収集・運搬の現場を担当することになりまして、次に浄化槽メンテナンスを経て、今の営業の担当になりました。
―― そういうことだったのですね。
現場と営業と明確に区別するのではなく、現場も営業も分かる社員になってほしいという当社の方針だったのではないかと思います。
―― なるほど! 実際に転職されてみていかがでしたか?
圧倒的に感謝される機会が増えました。直接、笑顔が見られたり、感謝の言葉をいただけるというのはすごくやりがいがあります。
―― では若手の方が入社した後は、将来はどんな社員になってもらいたいとお考えですか?
現場も営業も含めて会社の仕事を理解してもらいたいということもありますが、難しい案件にぶつかったときも、それをポジティブに捉え、自分の成長につながるものと考えて積極的にチャレンジできる社員になっていただきたいと思っています。
―― 最後に高校生の方、これから就職先を選ぼうとされている方に向けたメッセージをお願いします。
物事の考え方、捉え方、人それぞれ感じ方は違いますが、仕事、プライベートも本質的部分が繋がってくることが多くあるのでどちらも一生懸命に毎日を送って欲しいです。
―― ありがとうございました!
若手社員インタビュー
入社2年目のNさんにお話を伺いました。
―― 御社への入社を決めたきっかけ・理由を教えていただけますか?
高校3年生のときに、親の紹介もあって、1週間ほどインターンシップをさせていただく機会がありました。親の紹介で入る、というのは正直自分の中でも葛藤があったのですが、実際にインターンをしたときの会社の雰囲気や社員の皆さんの人柄がすごく素敵だったので入社を決めました。
―― インターンではどのようなお仕事をされたのでしょうか?
パッカー車に乗って廃棄物の収集に連れて行ってもらったり、土木工事の現場のお手伝いもしました。
―― 高校生で、女性なので、てっきり社内でのお仕事かと思ったら、そうではなかったのですね。
はい、そのおかげで会社の仕事もことも分かりましたし、今も違和感なく仕事ができていると思います。
―― その体験は貴重でしたね! 今はどのようなお仕事をされているのでしょうか?
企画営業課で、お客さまからの電話や相談の対応をしたり、直接現場を見たり、見積書の作成や各種の申請書の作成などをしています。
―― 現場を見に行かれたり、見積もりをつくったりもされるんですね。高校時代にそのようなことを学んでいたのでしょうか?
いえ、初めての仕事でした。最初はまったく分かりませんでしたが、先輩方がイチから丁寧に教えてくれました。
―― インターンシップで経験された会社の雰囲気と違和感がないというのはそういうことも含めてなのですね。次に仕事をしていてやりがいや嬉しいと感じるのはどのようなときでしょうか?
お客さまからのお問い合わせがあったときに、スピーディーに対応できたことで、お客さまから「ありがとう!」「助かったよ!」というお声をいただいたときが一番嬉しいですね!
―― 逆に仕事をしていて大変だなと感じることはどんなことでしょうか?
仕事の内容を憶えたり、幅広い知識を身につけなければならなかったりしたことです。
また、お客さまは一人ひとり違うので、それぞれに合わせた対応をしなければならないのが大変です。
―― 最後に高校生や就職先を考えている方に向けたメッセージをお願いします。
最初は不安な気持ちだと思いますが、やりたいことをやりきる気持ちが大切だと思います。
私も就職後に、いろいろな仕事をするうちに失敗が増えて、不安で怖くて行動できなくなってしまったことがありました。そんなときに先輩や上司の方に相談して、とにかく目の前の仕事に取り組んでやれることは全部やろうと思えるようになりました。
失敗しても、その失敗も成長につながっていくと思います。自信をもって自分らしく働いていただければと思います。
―― ありがとうございました!
仕事の様子
撮影に全面協力いただき、廃棄物収集の様子や高圧洗浄の作業を撮影させていただきました。
ありがとうございます!
設計会社のような広々としてステキなオフィスも印象的でした。
ふるさと比企で高校生と企業をつなぐ縁結び事業とは
「ふるさと比企で高校生と企業をつなぐ縁結び事業」とは、卒業後に就職を希望する地元の高校生と地域企業のマッチングを促すことを目的とする事業で、2022年度に始まりました。
「地元には良い企業はあるのに知られていない」
「よく会社のことを知らないまま入社して、こんなはずじゃなかったと早期に退職してしまう人が多い」
こうした課題を解決するために、比企地域+1自治体の計9自治体(東松山市、小川町、吉見町、嵐山町、滑川町、ときがわ町、川島町、鳩山町、東秩父村)からなる比企地域元気アップ実行委員会様が企画しました。
9自治体から条件にあった企業をそれぞれ3社をピックアップし、就職を希望する高校生向けに最大27社分のPR動画(1社あたり約5分)を制作します。
制作した動画は比企地域元気アップ委員会のYouTubeチャンネルで公開するほか、対象企業様のHPなどでご活用いただく予定です。
公開は2023年7月を予定。
※2022年度事業につきましては、こちらのページをご覧ください。
2023年度対象企業様一覧(撮影が終了した企業様を記載しています)
東松山市
・高橋精機株式会社 様
・株式会社 木屋製作所 様
・伊田テクノス株式会社 様
小川町
・松岡醸造株式会社 様
・日本梱包運輸倉庫(小川営業所) 様
・株式会社クラフティ(越後屋スクールスタジオ東小川小学校スタジオ・越後屋ドローンスクール埼玉小川校) 様
滑川町
・森林公園観光株式会社 様
・株式会社 滑川環境保全 様
・社会福祉法人 滑川珠美園 様
ときがわ町
・みはし株式会社 様
・株式会社 清藤家具製作所 様
・有限会社 小澤建設 様
川島町
・株式会社 山水花園 様
・有限会社そうま 様
・株式会社 協新製作所 様
吉見町
・第一プレス工業株式会社 様
鳩山町
嵐山町
・有限会社ハッピーベル 様
・株式会社 新埼玉環境センター 様
東秩父村
・秩父鉱業株式会社 様
・有限会社 槻川林産木工 様