「悠栄コミュニケーション株式会社(シニアフィットネス沙羅)」様(鳩山町)の撮影を行いました(2023年6月20日)

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こんにちは!
ときがわ社中の風間です。

2022年度に続き、比企地域元気アップ実行委員会様からの委託事業「ふるさと比企で高校生と企業をつなぐ縁結び事業」2023年度版がスタートしました!

地元高校生を対象として、比企地域+1自治体の計9市町村( 東松山市、小川町、吉見町、嵐山町、滑川町、ときがわ町、川島町、鳩山町、東秩父村)の企業様27社の紹介動画を撮影しています。

2023年6月20日(火)、埼玉県鳩山町にある「悠栄コミュニケーション株式会社」様が運営するリハビリ特化型のデイサービス、シニアフィットネス沙羅にお邪魔して、動画撮影を行いました。

撮影の様子を差しさわりのない範囲で公開しています。

基本情報

会社名:悠栄コミュニケーション株式会社(シニアフィットネス沙羅)
事業内容:通所介護、予防通所介護(機能訓練特化型デイサービス)
従業員数:14人(男女比 5:5)
創業:2013年

※2023年6月21日時点

目次

代表者インタビュー

代表取締役兼管理者の安西さんにお話を伺いました。

―― 御社の事業内容を教えてください。

 リハビリに特化した半日型のデイサービスを運営しています。地域の皆さまの「生涯現役」を目指し、自立した質の高い生活を送るために愛情と情熱をこめて全力でサポートする会社です。
 10年前の創業当時は東松山市でスタートしたのですが、事業が軌道に乗るにつれて利用者様やスタッフも増えてきましたので、2023年から鳩山町に拠点を移して事業を行っています。場所は変わりましたが、おかげさまで利用者様もスタッフも1人も辞めることなく、そのままの形で移ってくることができました。町役場の皆さんも快く迎え入れてくださいました。

―― 10年前に創業されたとのことですが、安西さんはもともと福祉のお仕事をされてきたのでしょうか?

 いえ、まったくの素人でした。もともとはお寺の住職の妻として、4人の子どもたちが自立するまでは家を守るという立場でした。
 子どもたちが自立して、何か自分ができることを考えたときに、これまで関わってきた高齢者の方々の姿を思い出しました。お寺には毎日、地域のご高齢な方々が集まってくるのですが、中には最近見ないなと思う方もいます。様子を見に行ってみると、体が弱ってしまって、外に出たり歩いたりすることが難しくなってしまったというんですね。
 来られないのであれば迎えにいけばいい!と考えたのですが、一人ならまだしも人数が増えると対応が難しくなります。そこで「介護」というシステムが利用できるのではないかと考えて、体の機能を衰えさせないための機能訓練に特化したデイサービス事業をスタートさせました。

―― なるほど! そういう背景があったのですね。来られなくても、こちらから迎えに行って、ここで運動することで体の機能低下を防ぐことができるんですね。

 それと居場所づくりという目的もあります。
 外に出られなくなって家で一人きりになってしまうと、引きこもり状態になって孤独になってしまいます。ここに来れば誰かとの関わり合いができますので、「行く場所」ができるんです。
 これまで社会を支えてきた方々が、ご高齢になって社会生活から孤立してしまうようなことはしてほしくありませんでした。行く場所や関わる人たちがいる中で、最後まで健康で生活できることが重要だと思っています。

―― 今後はどのような会社への発展を目指しているのでしょうか?

 対象区域はお迎えの時間が30分以内という制限がある中で、自分たちが関わっていける方々を対象にして、「楽しそうだから行ってみたい」と思っていただけるような場所をつくっていきたいと考えています。

―― 今は何人くらいの方が通っているのでしょうか?

 定員は午前・午後の枠がそれぞれ20人で、常時16、17人の方に通っていただいています。

―― スタッフの方はどのような方がいるのでしょうか?

 機能訓練士の方と生活相談員の方の2本柱となりまして、理学療法士や看護師、介護福祉士、救命救急士、鍼灸・あんま・マッサージなど、さまざまな資格を持っている方が働いています。

―― 本当にいろんな資格をお持ちの方がいるんですね! 今回の動画は主に高校生の方が対象になるのですが、求める人材像についてお聞かせいただけますでしょうか?

 資格は入社いただいてからでも取っていただけます。
 当施設はお風呂や食事はありませんので、非常にハードルの低い職場だと思います。とにかく介護という仕事は高齢者の方が好き、人と関わることが好きという方に来ていただきたいです。その中で、自分の個性によって、送迎や機能訓練、看護、介護などの関わり方ができます。
 スタッフ一丸となって利用者の方を支えていますので、すべての方がいないと成り立たない仕事だと考えています。
 
―― すべての方がいないと成り立たない仕事という言葉は素敵ですね。将来はどんな社員になってもらいたいとお考えですか?

 中には認知症が進んでいたり、意思疎通が難しかったりするときもあるのですが、そんなときでもあきらめない心を持っていただきたいと思っています。
 いろんな利用者様がいらっしゃいますので、どうしたらすべての方に喜んでいただけるか、どうしたらできるかを粘り強く考え、取り組んでいただける社員になってもらいたいですね。

―― 最後に高校生の方、これから就職先を選ぼうとされている方に向けたメッセージをお願いします。

 人が大好きという方をぜひお待ちしています。介護の世界に飛び込んできてください。

―― ありがとうございました!

若手社員インタビュー

機能訓練士 Kさん

入社3年目のKさんにお話を伺いました。

―― 御社への入社を決めたきっかけ・理由を教えていただけますか?

 理学療法士として、もともと医療系の施設でリハビリを担当していました。ただ通ってくるお客さまの中には、せっかく退院しても家にいる間に体の機能が衰え、入退院を繰り返すような方もいました。それでどのように日常生活を送っているかということに興味を持ったのです。
 もっと日常的に関わるやり方があるのではないかということで、当施設に入社しました。

―― 今はどのようなお仕事をされているのでしょうか?

 利用者様の日々の運動メニューを考えたり、指導をしたりしています。
 利用者様の中には、骨が弱くなってしまった方や高血圧など、体の状態が悪化してしまうリスクを抱えている方もいらっしゃいます。
 今の状態をしっかりと把握しながら、少しずつ改善していけるような運動を考えています。
 特に当施設に通ってくる利用者様は、運動習慣がなかったり、運動自体が苦手だったりする方が多いので、器具を使ったトレーニングに限らず、みんなで楽しみながら体を動かして、体の機能を維持・向上させていくことを目指しています。

― 仕事をしていてやりがいや嬉しいと感じるのはどのようなときでしょうか?

 病院に勤めていたころはやり方を伝えて、あとは自分で家でやってもらうというやり方でした。
 当施設では指導もしますが、目の前でみなさんで運動したり、それを続けるうちに運動への意識が高まったり、状態が改善していったりするのを、直に見られることにやりがいを感じますね。

―― 逆に仕事をしていて大変だなと感じることはどんなことでしょうか?

 その人その人に合ったメニューでないと効果が出ないので、その人にぴったり合うメニューを考えるのが大変ですね。

―― 最後に高校生や就職先を考えている方に向けたメッセージをお願いします。

 おじいちゃん、おばあちゃんが大好きという方は介護の仕事にぴったりだと思います。
 その人がよくなっていく姿を見られるのはとても楽しいですし、やりがいがあります。
 利用者さんも嬉しいですし、自分も嬉しいので、喜びを共有できる仕事です。
 皆さんがもし興味を持っていただいて当施設に入社してもらえたら、一緒に比企郡の高齢者を元気にしていきたいです。また、比企郡を一緒に盛り上げていきたいですね!

―― ありがとうございました!

生活相談員 Sさん

入社10年目のSさんにお話を伺いました。

―― 御社への入社を決めたきっかけ・理由を教えていただけますか?

 もともとは別業界の会社で働いていたのですが、学生時代にボランティア活動をしていたことがあり、この業界には興味を持っていました。
 10年前の創業時に、社長から「手伝ってほしい」とお声かけをいただいたため、思い切って入社を決めました。元の会社では支店長も勤めていたのですが・・・。

―― それは思い切りましたね!

 学生時代にボランティア活動をして、やはりずっとやりたいと思っていたんでしょうね。
 また、社長から「地域にはこういう仕事が必要だ」と熱心に誘われたため、「自分がやらなくては」という使命感のようなものもありました。

―― 今はどのようなお仕事をされているのでしょうか?

 利用者さんと自治体のケアマネージャーの間でのさまざまな調整をしています。
 家で過ごしつつ、それを維持するためにどうしたらいいかを考えています。

― 仕事をしていてやりがいや嬉しいと感じるのはどのようなときでしょうか?

 利用者の皆さまは家での生活を大切にされている方が多いです。その中で施設に来てもらう意味を見出していただく必要があります。
 介護度が下がり、究極的には介護保険を卒業して、元気になっていただくことが目標です。

― 実際に介護度が下がったり、卒業されたりした方は今までにいるのでしょうか?

 はい、何人かおります。

―― それはすばらしいですね! 逆に仕事をしていて大変だなと感じることはどんなことでしょうか?

 これが正解、という答えがないことですね(笑)
 運動して100%良くなるわけではないんです。なかには残念ながら、現状よりも悪くなってしまうこともあります。

― そういうときにどのようなことを心掛けているのでしょうか?

 やはりその中でもあきらめずに最適解を考えて行動することですね。
 それと仕事そのもののことではないのですが、利用者の方々は人生の大先輩なので、いかなるときでも礼儀や言葉遣いには気を付けるようにしています。

―― 大事なことですよね。基本的な姿勢として、礼儀や言葉遣いがおかしいと伝わるものも伝わらなくなってしまいますからね。

 そうなんです。

―― 最後に高校生や就職先を考えている方に向けたメッセージをお願いします。

 いろんな考えや想いがあるかと思います。絶対にどこかで壁にはぶち当たるものと思います。そんなときに一度立ち止まって考え、失敗にめげずに行動し続けることが大事だと思います。

―― ありがとうございました!

仕事の様子

ふるさと比企で高校生と企業をつなぐ縁結び事業とは

「ふるさと比企で高校生と企業をつなぐ縁結び事業」とは、卒業後に就職を希望する地元の高校生と地域企業のマッチングを促すことを目的とする事業で、2022年度に始まりました。

「地元には良い企業はあるのに知られていない」
「よく会社のことを知らないまま入社して、こんなはずじゃなかったと早期に退職してしまう人が多い」

こうした課題を解決するために、比企地域+1自治体の計9自治体(東松山市、小川町、吉見町、嵐山町、滑川町、ときがわ町、川島町、鳩山町、東秩父村)からなる比企地域元気アップ実行委員会様が企画しました。

9自治体から条件にあった企業をそれぞれ3社をピックアップし、就職を希望する高校生向けに最大27社分のPR動画(1社あたり約5分)を制作します。

制作した動画は比企地域元気アップ委員会のYouTubeチャンネルで公開するほか、対象企業様のHPなどでご活用いただく予定です。

公開は2023年7月を予定。

※2022年度事業につきましては、こちらのページをご覧ください。

2023年度対象企業様一覧(撮影が終了した企業様を記載しています)

東松山市
高橋精機株式会社 様
株式会社 木屋製作所 様
伊田テクノス株式会社 様

小川町
松岡醸造株式会社 様
日本梱包運輸倉庫(小川営業所) 様
株式会社クラフティ(越後屋スクールスタジオ東小川小学校スタジオ・越後屋ドローンスクール埼玉小川校) 様

滑川町
森林公園観光株式会社 様
株式会社 滑川環境保全 様
社会福祉法人 滑川珠美園 様

ときがわ町
みはし株式会社 様
株式会社 清藤家具製作所 様
有限会社 小澤建設 様

川島町
株式会社 山水花園 様
有限会社そうま 様
株式会社 協新製作所 様

吉見町
第一プレス工業株式会社 様

鳩山町
有限会社 大西冷熱 様
・悠栄コミュニケーション株式会社 様

嵐山町
有限会社ハッピーベル 様
株式会社 新埼玉環境センター 様

東秩父村
秩父鉱業株式会社 様
有限会社 槻川林産木工 様

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この記事を書いた人

埼玉県草加市出身、坂戸市在住。2児の父。越谷市役所に14年間勤務し、農業や商工業、伝統工芸振興、企業誘致などに携わり、多くの新規事業を手がける。比企起業塾第2期生。2020年3月起業。埼玉県比企郡を中心に、行政や中小企業のお助けマンとして、官民連携、新規事業開発、地域教育、関係人口づくりなどに取り組む。地域プロジェクトコーディネーター。共著に『地域でしごと まちづくり試論』(2021年2月発行)

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